美術館では、作品がガラスケースに入っていたり、たくさんの人で混雑していたりして、作品に近づいてじっくりと鑑賞することができないことがあります。
そこで、「フェルメール展」のために、以前から欲しいと思っていた単眼鏡を購入しました。
美術鑑賞の必需品 Vixen アートスコープH4×12
美術館に単眼鏡を持参するのは、今回が初めて。
これは、とてもいいです!
双眼鏡だと、大きくてかさばりますが、単眼鏡はとてもコンパクト。
ストラップで首から下げていれば、鑑賞の妨げになりません。
購入するときには、「4×」か「6×」のどちらを買うかで迷いました。
店頭で使用してみると、確かに「6×」の方が、遠くのモノを大きく捉えることができます。
しかし、慣れていないせいか、手振れが気になりました。
少しでも手元が揺れると、対象物が焦点から外れてしまいます。
そこで、まずは「4×」を購入してみることにしました。
購入したのは、「Vixen アートスコープH4×12」です。
実際に、美術館で使ってみた!
「フェルメール展」で、アートスコープH4×12を使用してみました。
フェルメールの作品は、小品が多く、また、混雑のため人の頭越しに作品を観ることになる場面も多いため、持って行って大正解でした。
「4×」でも、絵の細部まで、十分くっきりと見ることができました。
肉眼で見ただけでは気付かない、床に落ちている物や、部屋の壁に飾ってある絵の細部まで丁寧に書き込まれていることがよく分かりました。
びっくりです。
フェルメール『牛乳を注ぐ女』では、机上のパンやテーブルクロスの描写、服装や籠は本当に細密に描かれていて驚かされました。
光、陰影の描写、モノの存在感が、とてもよく伝わってきました。
「ビクセン アートスコープH4×12」、購入してよかったです!
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