【MoDERN & CoNTEMPoRARY ART NEWS】海外の美術館情報ベスト3

行ってみたい海外の美術展! ベスト3!

2023-03_macan

■ ベルント&ヒラ・ベッヒャー展
■ サンフランシスコ近代美術館
■ 2022年12月17日 – 2023年4月2日

ベルント&ヒラ ベッヒャー夫妻 (1931–2007,1934–2015) は、ドイツの写真家です。
大判のカメラで、ヨーロッパやアメリカなどの国々で給水塔、溶鉱炉、冷却塔や建築物を撮影しました。
その撮影方法は、当時としては画期的で、撮影条件(天候、角度、高さなど)は、すべて厳密に決められていました。
夫妻は約40年にわたり、ひたすら同一条件で世界中の工業建築群を撮影しました。
今回の回顧展では、約200点の作品が展示されているそうです。

■ フェルメール展
■ アムステルダム国立美術館

■ 2023年2月10日 – 2023年6月4日

ヨハネス・フェルメール(1632-1675)、オランダ。
フェルメールの作品は、全部で35点と言われています。
本展覧会では、 28点の作品を見ることができます。
これだけのフェルメールの作品が、一堂に集まるのは初めて。史上最大規模。
《窓辺で手紙を読む少女》、《中断された音楽の稽古》、《婦人と召使》など、7点の絵画は、オランダでも初公開だそうです。
2月10日に開幕した史上最大規模のフェルメール展ですが、
なんと、すでに6月4日までのチケットが完売!?
どういうこと!?

■ 奈良美智:たとえできなくても、月に手を差し伸べる
■ 西オーストラリア州立美術館

■ 2023年2月26日 – 6月25日

奈良美智(1959‐)、青森県弘前市。
奈良美智のオーストラリア初の個展です。
2011年以降の彫刻作品を中心に、絵画、ドローイング、陶芸、写真作品が展示されているそうです。
奈良美智は作品を通して、継続的に社会問題に対するメッセージを発信しています。
東日本大震災が発生したのは、2011年3月11日。
どんな展覧会なんだろう・・・行ってみたい!