行ってみたい海外の美術展! ベスト3!
■ ハマープロジェクト:塩田千春 ■ ハマー美術館(ロサンゼルス、アメリカ) / 2023年3月26日-8月27日
塩田千春 (1972-、大阪) は、ベルリンを拠点に活動するアーティストです。
インスタレーション、彫刻、パフォーマンスアートで、主に、記憶、感情、生と死をテーマにしたメッセージを表現しています。
2019年に、森美術館で「塩田千春展:魂がふるえる」が開催されました。
今回も、赤の糸で、ギャラリー全体覆った作品が展示されています。
また、木製の椅子、古びた靴、錆びた鍵、ドレスなど、様々なオブジェクトが、作品に取り込まれているようです。
ロサンゼルスのギャラリーで、塩田氏のインスタレーションがどのような表情を見せているのかとても気になります。
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Hammer Projects:Chiharu Shiota
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HAMMER MUSEUM
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March 26,2023 – August 27,2023
■ 日本マニア:日本の現代美術 ■ クンストハウス カウフボイレン(カウフボイレン、ドイツ)/ 2023年1月27日-2023年6月11日
現在、ドイツのカウフボイレンで「NIPPON MANIA展」が開催されています。
知名度の低い(と思われる)日本の現代アート。
ドイツの方々が、日本の現代美術を見たらどのような反応が返ってくるのでしょうか?
このような展覧会が開催されるということは、日本の現代美術への関心は高いと思います。
それでも、かなり、実験的な展覧会ですね。
展示されている作家は、草間彌生、荒木経惟、早川克己、杉本博司、イケムラレイコなど。
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NIPPON MANIA:Gegenwartskunst aus Japan
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Kunsthaus Kaufbeuren
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January 27,2023 – June 11,2023
■ カンディーダ・ヘーファー展 ■ ショーン・ケリー(ニューヨーク、アメリカ)/ 2023年2月24日-2023年4月15日
カンディーダ・ヘーファー(1944-)は、ドイツの写真家です。
彼女は、ベルント&ヒラベッヒャーに師事しました。
ベッヒャー夫妻同様、緻密な構成と完璧なプリント技術で、対象を写し取っています。
対象としているのは、主に建築物です。
美術館や図書館、銀行など、豪奢な建築物の外観・内観を撮影しています。
大型写真作品から、建築物そのものがもつメッセージ性、そして、建築物とその空間が人々に与える影響力の大きさが伝わってきます。
私たちを取り巻く空間の性質について、尽きることのない好奇心を持っています。
カンディーダ・ヘーファー
カンディーダ・ヘーファーの最新作。見てみたいですね。
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Candida Höfer
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Sean Kelly New York
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February 24,2023 – April 15,2023