原作を読んでいたので観るのをためらっていましたが、周りから「よかった!」の声がたくさん聞こえてきたので、遅ればせながら行ってきました。そして、感想は…「最高でした!」。
主人公の宮本大(テナーサックス)が、ひたむきに練習を重ね、成長していく姿。
世界一のプレイヤーを目指して、一歩一歩階段を上がっていく姿。
どんな時でも、楽しそうに演奏する姿。
その真っすぐな生き方に心を動かされました。
とくに印象に残ったのは、
宮本大が上京する場面、
初めてジャズバーで演奏する場面、
そして、ラストのライブ演奏の3つ。
アニメーションとはいえ、
実際に目の前で、宮本大が動き、
音を奏でている姿を見ると、
原作を越えた熱いエネルギーが伝わってきました。
どの演奏シーンも迫力満点でした。
とくにラストの演奏は、圧巻でした。
登場人物一人一人の生き方が表れた演奏でした。
そして、アニメーションの映像も素晴らしかった。
久しぶりにJAZZを、思いっきり浴びました。
宮本大の真っすぐな生き方に、魂を揺さぶるJAZZの音に、泣きました。
7.1chの映画館で、音も最高でしたよー!
- 原作 石塚真一「BLUE GIANT」(小学館)
- 監督 立川穣
- 脚本 NUMBER8
- 音楽 上原ひろみ
- 2023年/120分