伊勢から熊野へ移動し、日本最古の神社「花の窟(いわや)神社」を訪れました。眼前に、大きな磐座(いわくら)がびえたち、その迫力に圧倒されました。
花の窟神社に社殿はありません。その代わりに大きな岩がご神体とされています。
▼ 「手水舎」の龍
▼ ご神体の上部には、綱が渡されています。
▼ 不思議な形をしています
この3つの旗縄はイザナミが産んだ3人の神(太陽の神:天照大神(ああてらすおおみかみ)、月野神:月読尊(つくよみのみこと)、大海原・統治の神:素戔嗚尊(すさのおのみこと))を表しています。
毎年2月2日と10月2日に例大祭である「お綱かけ神事」が行われています。
これは磐座の上部から目の前の七里御浜まで170メートルほどの綱を渡して引っ張り、その後、境内の南側にあるご神木にくくり付けるのだそうです。
▼ 七里御浜
花の窟神社は、交通量の多い42号線沿いにあるのですが、全く異空間の場所でした。
今回、訪れたのが、夕刻だったため、社務所も道の駅も閉まっていて、ざんねん。
ぜひ、もう一度訪れたい場所です。