なんと、20年前に上映された映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』が、4K&5.1chにリマスターされて再上映されます!
この知らせを聞いて、実家の押し入れから、当時購入したパンフレットを探し出してきました。
表紙は、煌びやかに着飾った女性の顔がアップで映っていますが、主人公「ムトゥ」はこちら。
インド映画では、こういうタイプが人気みたいです。
映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』とは?
映画の年間製作本数が800~900本と言われる、映画大国インドから上陸した娯楽映画(マサラムービー)です。
映画『スピード』をパクった馬車がジャンプするシーンや、ブルース・リーを彷彿とさせるアクションシーン、そして、豪華絢爛なダンスと歌、親子の確執、ラブストーリなどなど、いろんな要素を詰め込んだ映画です。
日本では20年前に、上映されました。
20年前、名古屋で観ました!
私は、20年前に名古屋のシネマスコーレというミニシアターで観ました。
狭い劇場で、ぎゅうぎゅうの満員だったことを覚えています。
オープニングの映像で出演者が紹介されるのですが、「スーパースター・ラジニカーント」が登場するところから手拍子をしたり、足を踏み鳴らしたりして、大盛り上がりでした。
名前に、「スーパースター」が入っているんだからすごい。
パンフレットを読むと、一曲の中で6回衣装が変わる「ティラーナー・ティラーナー」の踊りのシーンでは、1日1色撮影し、6日間かかったと書かれています。
曲は、A・R・ラフマーン。
2009年に『スラムドッグ$ミリオネア』で、ゴールデングローブ賞・作曲賞を受賞しています。
デジタルビートに乗った、ダンスと歌。当時は、かなり斬新でした。
メロディーにも、中毒性があります。
観に行こう!
つっこみどころ満載ですが、これぞ「マサラ・ムービー」。
お客さんを楽しませようという気合いが伝わってきます。
上映時間が160分と、長尺だけど楽しめますよ。
当時は、途中に休憩時間があったんだけど、今回はどうなのかな?
再上映、楽しみです。
映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』
- 監督・脚本・台詞 KSラヴィクマール
- 出演 ラジニカーント、ミーナ、サラット・バーブ
- 1995年/インド
- カラー/2時間46分
- 原題 MUTHU