本『新しい文章力の教室』を読みました/完読されること/書く前の準備

雑誌『ぴあ』

昔、雑誌『ぴあ』が大好きで、毎週欠かさず買っていました。
発売日に買って、今週はどんな映画を観ようか、どの美術館に行こうかと考えるのが楽しみでした。

おかげで、ぴあを通して、たくさんの音楽、演劇、映画、美術に出会うことができました。

チケットぴあの店頭に、徹夜で並んでチケットを買ったこともあったなー。
懐かしい!

ナタリー

現在、ポップカルチャー情報を知りたかったら、まずは『ナタリー』をチェックです。

「音楽」、「コミック」、「お笑い」、「映画」、「ステージ」の情報が満載です。

この『新しい文章力の教室』では、ナタリーで使われている「書く」テクニックが解説されています。

ナタリーでは、月3000本以上の記事を配信しているそうです。ナタリーの記者は、一日10~15本の記事を書くそうです。一日で!

良い文章とは完読される文章である

ナタリー式では、書く前にしっかりと準備することを推奨しています。

  1. テーマを決める。そののち、「テーマ」のために「何を」「どれから」「どれくらい」話すか決める。
  2. 作文をプラモ化しておく。
  3. 書きたいことのパーツを揃える。
  4. 文章の主眼をセットする。
  5. 文章の骨子を立てる
  6. 「構造シート」で整理する
  7. 書き始める

という流れで、「おしまいまで読んでもらう」文章の書き方が説明されています。

ナタリーの現場でも、新人の記者は9回も10回でも書き直しさせられるものです。しかし書き直すと誤りに気付き、次は書くときから気を付けて書けるようになります。

最後まで読んでもらう文章テクニックは、日々の積み重ねだと納得。

文章の書き方の基礎基本も丁寧に解説されています。

ブログ執筆にもとても役立ちます。

× 一気に後半、彼らの代表曲が次々に披露され、会場のファンの熱気が上昇した。
〇 後半、彼らの代表曲が次々に披露され、会場のファンの熱気が一気に上昇した。

× 貴重な80年前の保存状態がいい直筆原稿が発見された。
〇 保存状態がいい80年前の貴重な直筆原稿が発見された。

なるほど!

あと、コラムもとても面白くてためになりました。

いい文章が書けるようになりたい!

改めて『ナタリー』を見て、読みやすさの原点はここにあるのか!
と大発見でした。

今日のストレッチ

  • 首と背中のストレッチ(僧帽筋上部)…30秒/左右
  • 肩と腕のストレッチ(上腕三頭筋)…30秒/左右
  • お尻のストレッチ(大臀筋)…30秒/左右
  • 太もも前側のストレッチ(大腿四頭筋)…30秒/左右・3方向
  • 太もも裏側のストレッチ(ハムストリングス)…30秒/左右・3方向

「グッジョブ!」

LIFE IS ロングテール