TEDxHAMAMATSUで心に残ったスピーチ/鈴木良和/第三の道を探れ!

■ 今回の登壇者は7名。

彌田 徹 【エリアイノベーター/建築家】
今井 紅里 【県立高校分校野球部マネージャー】
ジュニオール・マエダ 【写真家/フォトジャーナリスト】
渡部 清花 【難民交流活動家】
鈴木 良和 【バスケットボールの家庭教師】
伊藤 亜由子 【ショートトラックスピードスケート選手】
須山 温人 【自動運転車のサービスやシステム開発】

どの登壇者も素晴らしかったのですが、その中から今回は、鈴木良和さんのスピーチを紹介します。

tedx 登壇者

■ 鈴木 良和 【バスケットボールの家庭教師】

人生は、選択の連続です。だからこそ、ベストな選択をしたいというのは自然な欲求です。

『二兎追うものは一兎も得ず』ということわざがあります。

しかし、「Aを選ぶのか、Bを選ぶのかという二択で考えてしまうと、両方を得ることができる第三の道を選ぶという案を捨ててしまうことになるのでは?」
と鈴木良和さんは問いかけます。

子どもの頃バスケットボールに出会い、教師を目指していた鈴木良和さんは、当時、「選手(子供)の指導」と、「指導者(成人)の育成」という二択で悩んでいました。

そこで、なんとか二つの目的を達成できる道はないかと考え、「バスケットボールの家庭教師」という仕事を創り出しました。

時には、子どもたちにバスケットボールを教え、時には、指導者をコーチするという、二つの目的を達成する道を見つけたのです。

そして、鈴木良和さんは、人生の要素として、「時間」「想像力」「強い動機」の三つを挙げました。

  1. 時間 … 人生は時間の積み重ねでできている。人生は有限である!
  2. 想像力 … AもBも両方やれる自分を想像しよう!
  3. 強い動機 … やりたい気持ちがあれば、満足度も高まる!

「仕事」と「家庭」、「遊び」と「学び」・・・
もし二択で悩んでいたら、頭の中が閉塞状態にあるかもしれないと考えさせられました。

両方を達成できる、第三の道を探して、実践していくことが大切。
物事の見方が広がりました。

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