年末年始にかけて、小林摩耶『しなくていいがまん』と吉本ばなな『「違うこと」をしないこと』の2冊を読み、もう一度、はあちゅうの本を読んでみたくなりました。
この3冊には、今の自分に必要なメッセージがたくさん詰まっていると感じたからです。
もう一度、この本から学んだことを書きたいと思います。
◆ 判断基準は「喜び」
本書を読んで考えたのが、自分の判断基準。
ここが曖昧だから、決断・行動に時間がかかってしまっている。
まず、優先したい判断基準は、「喜び」。
自分の「喜び」を、ついつい後回しにしてしまうのがいつもの癖。
自分で分かっていても、いろいろな理由をつけて後回しにしてしまう。
いろいろな理由を考えているから、行動が遅くなる。
行動が遅くなるから、すでに自分がやりたかったことかどうかも分からなくなっている。
ここをしっかりと意識していないと、まあいいや、今度でもいいかな、今回はやめておこう…と、タイミングはどんどん先延ばしされてしまう。
これは、悪循環。
自分の喜びを最優先にしていこう。
そして、仕事を考えるうえで外せないのが相手の「喜び」。
今まで、自分のことを中心に考えてきていたから、「相手の喜び」と言われても正直ぴんとこなかった。
しかし、ステージアップしていくためには、この他者貢献の意識をもっと高めていかなければいけないと感じた。
自分を喜びで満たし、そして、周りの人にも喜びを回していく。
そんな生き方をしていこう。
◆ 人生は有限である。「時間=命」
人間の命が有限であることは、誰もが知っている。
けど、今まで、そのことについてあまり深く考えることはなかった。
もし、あと余命一日だとしたら?
その一日の過ごし方は、変わってくるだろう。
できることなら、普段の一日も、余命一日と言われたときの一日も、変わらない生活を送れていたらと思う。
また、フットワークを軽くすることは、時間を大切にすることにつながる。
3分で決断できることに、30分、1時間と時間をかけることは、時間の無駄遣いだ。
また、素早く行動しなければ、人生のタイミング、感動のタイミングを逃してしまうことにもつながる。
それは、自分の時間を大切にすることであるし、相手の時間を大切にすることでもある。
何に時間を使い、どの時間を短縮するのか。
「時間=命」ととらえて、もう一度、一日の過ごし方を見直そう。
何か物事を始める時にはパワーが必要です。あなたが一瞬でも、感情の爆発のような熱を感じたら、その瞬間が一番の動き時です。絶対にその瞬間を逃さないでください。なぜなら、その一瞬はかけがえがなく、奇跡のような一瞬だから。
◆ アウトプットの精度をあげよう!
このブログを始めて、約4か月。
始めたきっかけは、「日々の学びを記録していきたい」、「アウトプットの場を創りたい」という思いからだった。
自分のラーニングジャーナルを作りたいと思ったのだ。
しかし、始めてみて分かったのは、本の感想を書くのは難しい! ということ。
本を読んだだけでは、自分の中に形として残っていないことがよく分かった。
今までは、ただ読んだだけだった。
読書が、自分の血肉にはなっていない。
もう一度、『「自分」を仕事にする生き方』を読み直したのも、どうすれば、本を読んだ先にあるものをつかめるのかを確認したかったから。
これは、こつこつと回数をこなし、継続していくしかないね。
「自分」を仕事にしていくのであれば誰かに言われなくても、結果が見えなくても、自分から行動を起こし継続する力が何より必要です。そのためには常にやる気を自分の心の中にともさなければなりません。それは時につらいことだけど、自分自身に何度も感動できるチャンスでもあります。自分に感動出来る人生ってすごくわくわくしませんか?
◆ トリガーフレーズ
- 嫌いなことの逆が好きなこと
- 仕事とは、自分が生きやすい世界をつくるため
- お金以外の目的
- SNSは、好きなものを紹介するツール
- 好きなことをやる時間を増やす
- 不完全な自分のまま理想に向かって努力する
- 「自信」は自分で守る
- 才能がなければ決断・行動を早くする
- 楽しいことにすぐ飛び込む
- 目的に向かってするのが「仕事」、ただ終わらせることは「作業」
- 心を前向きな状態に保ったまま積極的に取り組める
- 無駄な一日はない、自分を責めない
- 人生の残り時間を消費している
- 5年後もやりたい仕事かどうか?
- 自分の強みを生かす
- 好きを磨き続ければ仕事になる
- 感動があるうちに行動する
◆ おまけ
▲ ゴマ ゴマ ゴマ ラテ
年始に、再読できてよかった!
- 題名 「自分」を仕事にする生き方
- 著者 はあちゅう
- 発行年 2017年
- 出版社 幻冬舎
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