はあちゅう。名前は聞いたことがあったけど、著作を読むのはこれが初めて。
この本には、「今の仕事に不満があるけど、次の一歩を踏み出せない」という人の背中を押す言葉が、たくさん詰まっています。
本書の中から、心に残った言葉を紹介します。
人生を変えるために今を変える
一人の能力も持ち時間も限られていますから、いきなり、人生を変えるのは大変です。でも、少しずつでいいから、今やっていることを継続しながら、進路をゆっくりと軌道修正するのが大切です。軌道を変えずに進んでいたら、今見えている未来にそのままたどり着くだけですから。他の未来が見たかったら、他のことにも手を出してみないとダメなんです。
ついつい、「今すぐ、なんとかしたい!」と思っているだけで、行動していないということはよくある自分のパターン。
「変えるのはちょっとずつでいい。」という言葉に納得しました。
ついつい、0か100という極端な振り幅で考えてしまいがちなので、少しずつ自分の心にそった生き方を選んでいきたい。
何でもかんでも、急にできるわけではない。
一歩ずつ、少しずつ、でも、着実に進んでいこう。
そして、「自分の意見・考え方には価値がある」。
「SNS=好きなものを紹介するツール」という言葉が明快で、スッキリしました。
自分の好きなことを好きなように発信すればいい。
このブログを始めたのも、自分の体験・学びを記録することと、アウトプットする場を創ることが目的だった。
自分の好きが積み重なれば、未来を少しずつ変えていく手掛かりになるかもしれない。
自信のない不完全な自分のままでいい
自分がやっていることに自信がある人ほど、人のやっていることも認めてあげられるんだと思います。自信がない人は理論武装して他を認めないことでしか、自分の存在意義を見出せない。だから、人を下げるほうへ下げるほうへと、行動と態度がむいていきます。
自分の仕事に誇りをもち、プロとして自覚をもって仕事をしていくためには、自信が必要です。
では、自信を高めるためにはどうすればいいのか?
自信をもつための方法として、はちゅうは次の3つを紹介しています。
- よく寝て、よく食べること
- 自信のある人を周りに置くこと
- 常に新しいことに挑戦すること
「大事なのは完全無欠の自分になることではなく、不完全な自分のまま理想に向かって努力すること。」
不完全な自分のまま理想に向かうことが、自分を信じること。
日々、自信をつけていく訓練だと思って過ごしていこう。
最終的には、それは、自分の幸せを守ることにつながり、
その先に、新しい出会いが待っているんだと思います。
才能がなければ行動を早くする
他の人が3日悩んで手を付けることに、1時間で結論を出して始めること。やると決めたらすぐに行動し、やらないと決めたら、二度とそのことは考えないで他の一手を考えること。その繰り返しが自分の戦闘能力をどんどん高めていきます。場数を踏めば、経験値は必ず自分の武器になります。
何事にも、腰が重い自分には、とても痛い言葉でした。
行動を早くするためには、決断を早くする必要があります。
この「腰が重たい」癖は、遊びの場面でも同じように繰り返していることに気付きました。
「楽しいことに飛び込むのに躊躇しない。」
「運命を味方につけるためには、フットワークを軽くすること。」
常に身軽でいること。
今の自分に必要なことだと感じました。
歩きやすい靴と軽い荷物。そして、軽い心。
常に優先順位をはっきりさせて、素早く行動していこう。
そうでなければ、今いる場所の枠を飛び越えることはできないぞ。
本書には、独立して自分ブランドで生きていく方法が書かれていますが、「今いる職場でスキルを磨き、ステップアップの準備をしていくことが大事である」というメッセージを受け取りました。
タイトルから想像していた、容易に、会社を辞めて、「自分ブランドで生きていこう!」と謳っている本ではありませんでした。
おまけ
▲ ゴマ ゴマ ゴマ フラペチーノ
おいしかったでござる。
まずは、楽しいことで日常を埋めていくことを心掛けよう。
トリガーワード
ささいなこと/仕事/性癖/感謝/自分/説明/成長/自信/3分/一石二鳥/余裕/やめる理由/やめない理由/ハンデ
- 題名 『自分』を仕事にする生き方
- 著者 はあちゅう
- 発行年 2017年
- 出版社 幻冬舎
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